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伊根暮らしメモ

  • 舟屋

    海際に立ち並ぶ家々。まるで海に浮かんでいるようにも見えます。伊根湾の沿岸にはこのような「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒、軒を連ねています。

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    舟屋とは

    舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設。昔は漁で木造船を使用していたため、それを乾かす必要があったのです。船を収納する一階に対して、二階はかつて網の干し場や漁具置き場として使われていました。二階のつくりも今のようなしっかりとしたものではなく、板を渡しただけの簡単な構造のものだったようです。

     

    今では船もFRP(繊維強化プラスチック)製となり、また大型化したため、船を引き上げずに舟屋の前に係留している家がよく見られます。ただ作業用の小船を持っている家も多いため、そういった船は今でも舟屋の中に収納されています。また船を収納することがなくなった舟屋は、空いた一階を魚を料理する際に使ったり、洗濯物を干したりと海の暮らしの場として活用されています。

     

    家のような形をしているので、舟屋に人は住んでいるの?とよく尋ねられるのですが、一般的には舟屋に住んでいる家庭はそれほど多くはありません。先述したように舟屋は漁師の仕事場としての機能が主であるため、道1本挟んだところに主屋(母屋)という生活の拠点となる家を別に持っていることが多いのです。大半の場合はその主屋に住むことが多いのですが、子ども夫婦の住まいや老後の離れとして舟屋を使う場合もあります。

     

    ■舟屋の歴史

    ■舟屋のつくり

    ■伊根湾の地理

  • 伊根ぶり

    日本一と称されたぶり
    日本三大ぶり漁場にも数えられる伊根。
    成長に応じて呼び名が変わる「出世魚」としても知られ、伊根ではツバス→ハマチ→マルゴ→ブリといった名で呼ばれています。
    ぶりというと富山県の氷見が有名ですが、江戸時代に刊行された『本朝食鑑』(全国食材カタログのようなもの)にはこんなことが書かれています。
    「今以丹後之産為上品、越中之産次之、其餘不及二州之産(いまたんごのさんをもってじょうひんとなす。えっちゅうのさんこれにつぎ、そのよはにしゅうのさんにおよばず)」
    つまり、かつては丹後のブリが最もいい品とされていたということです。
    伊根のブリは「丹後ブリ」「伊根ブリ」とも呼ばれ、古くから丹後の名産に数えられていました。ブリは漁獲高も多く、現在に至るまで伊根の漁業にとても大きな比重を占めています。

    伊根ぶりの旬
    ぶりは本州・四国・九州周辺に広く分布している回遊性の魚です。日本海側では、夏季に南から北にむかい、晩秋の頃、北から転じて南下。丹後海に入った鰤は、時計まわりに、福井から舞鶴・栗田沖を経て伊根に至るものが最も多いとされています。12月から2月頃までが旬とされ、町内の飲食店やお宿ではぶりしゃぶを楽しむことができます。

    ぶりしゃぶ

  • もんどり

    軒下に打ち寄せる海をのぞくとサザエやアワビがはっている。海底に続くロープを引き上げれば大きなかごが現れ、中で魚がピチピチ跳ねている。住民が、魚のあらを餌に晩ご飯を調達する「もんどり」という仕掛けです。

  • 伊根の干し物事情

    伊根を散策すると、あっちゃこっちゃで見かけるこの風景。海とともに暮らす「舟屋のまち」伊根では、どこのお家も“海のめぐみ”で気軽に乾物作りをされるんです。
    温風で乾かした干物と「潮風にあてた干物」とではやっぱり味が違うわけですよ。ぜんぜん。この環境が絶妙な塩味、ふくよかな味わいを生み出すのです。

  • 「塩イカ」、「キリメイカ」

    伊根ではお正月になるとおせち料理の他に、雑煮とイカを食べます。正月に出されるイカの料理は「塩イカ」とか「キリメイカ」と呼ばれ、縁起物とされています。毎年秋、塩をしたアオリイカを天日干しにし、それを保管しておき、お正月に食べます。伊根湾の周りでは10月から11月頃にかけて、舟屋の軒先で天日干しにされているイカがよく見かけられます。

  • ムクジブタイ

    伊根浦で最も高い山
    伊根浦の東にそびえる山、ムクジブタイ。伊根湾を取り囲む山々の中で最も高い山です。昔から伊根湾に入る波風を防ぎ、穏やかな海のくらしを守ってきました。
    この山には珍しい名前がついていますが、由来は諸説あります。
    ・「ムクジ」というのはコブダイのことで、突起している岬の形がコブダイの頭に似ているため。
    ・戦時に「6910(ム・ク・ジ(ュウ))部隊」が周辺に駐留していたため。
    ・朝鮮半島から伝わってきた言葉。(周辺の地名には「カロビ」など朝鮮半島由来と思われる言葉が残っている。)
    などなど。はたして真相はどうなんでしょう?

     

    農業と戦争の痕跡
    現在、この山に登られる方はほとんどいませんが、昔は地元の方々が農地として使っていました。伊根浦には平地が少なかったため、山を切り拓き、わずかな農地で作物を育てていたのです。山頂に行く道の途中では、水を貯めるための甕(カメ)や巨石を動かした跡などあり、随所でかつての農業の面影が残ります。

     

    水かめ(ムクジブタイ)

     

    ムクジブタイの頂上付近は伊根湾の内海も外海も見渡せる場所であったため、戦争にも利用されました。戦時には旧日本軍の通信基地のようなものもあったそうです。頂上には、雷に打たれて真っ二つになった木製の電柱が今でも残っています。

     

    データ
    ・標高:221.3メートル
    ・経度緯度:35.665298,135.297736
    ・住所:京都府伊根町字亀島

  • 村の守り神「わぁわこ」

    伊根町に伝わるわらでできた魔除け。村の境界に置かれ、外から入って来る邪気や病気をにらみたおすと言われています。毎年旧正月の時期に、集落のみんなで作ります。呼び方や形は各集落によって微妙に異なっており、ほかに「わーわーさん」や「ワーメ」と言った呼び方もあります。

  • 薦池大納言

    「こもいけだいなごん」と読みます。伊根町の山間部・薦池地区のみで育つ小豆。通常の大納言より一回り大きく、その絶対数の少なさや品質の良さから、幻の小豆と呼ばれています。

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